「ほんとにあった怖い話2021特別編」の放送日が決定しました!
2021年10月23日(土)21:00~フジテレビ系土曜プレミアムです。
「ほんとにあった怖い話」はシリーズ20年目を過ぎて、ホラー好きには楽しみな恒例番組ですよね!
2021年の「ほん怖」は4作品で、主演は、与田祐希さん(よだゆうき)、橋本環奈さん(はしもとかんな)、3時のヒロイン(さんじのひろいん)山崎育三郎さん(やまざきいくさぶろう)。
今年は夏ではなく秋までずれ込んでしまったので、ファンも待ちわびていたのではないでしょうか?
あらすじとネタバレをまとめてみました。
「或る学校の七不思議」あらすじとネタバレ
引用:ナタリー
主演:与田祐希(乃木坂46)
これは私が数年前に体験したある日です。放課後、高校生の小野寺沙希(おのでらさき・与田祐希)は文化祭の準備のため教室で作業をしていました。すると唐突に同級生の中村優菜(箭内夢菜)が「学校の七不思議の1つ、コックリさんをやろう!」と言い出しました。
飯田七海(長見玲亜)と共に遊び半分で始めた「コックリさん」。
引用:産経ニュース
疑心暗鬼になりながらも紙の上に10円玉を置き、人差し指を乗せて「コックリさん」を始めると、10円玉はゆっくりと動き始めました。驚く沙希たち。
その様子を見ていた森山諒(宮世琉弥)がコックリさんの紙を奪い取り止めに入り、遊び半分でもそんなことをしてはいけないよと言い残しました。
森山君は美術部で、文化祭に出展する絵を仕上げていました。沙希は文化祭で使う絵の具を森山君に借りた時に、学校の七不思議のひとつ、3階の階段が降りても降りても1階にたどり着けない話をしました。
そして森山君は3階の廊下だけは行ってはいけないと忠告しました。突き当りに昔鏡があって、そこへ引きずりこまれた女子生徒がいて、行方不明になったというのです。
実は沙希の通う学校では元々他にも七不思議の噂がありました。
やがて沙希のまわりで次々と奇妙な現象が起こり始めました。水道の蛇口から突然水が噴き出したり、音楽室のピアノが鳴り出したり、昇降口に掛かっている絵が笑ったり。
そして沙希が文化祭の準備で遅くなってしまったある日、1人で3階の階段を降りるとなぜか元にいた3階にたどり着きました。
降りれない!恐怖におののきながら、急いで階段を降りましたが、やはり何度も3階にたどり着いてしまいます。仕方なく廊下を渡って別の階段を降りようと思い、廊下にさしかかると、急に体が何か強い力に引っ張られました。
床に倒れていると、そのまま廊下の突き当りに向けて引き寄せられて行きます。
「誰か助けて!」もがいて手を伸ばしますが、引きずられる力は止まりません。もう突き当りまで差し掛かろうという時、森山君が腕をつかんで引き寄せました。「小野寺さん!早く!」急いでそこから離れました。
あれはいったい何だったのでしょうか?その後奇妙な事が起きることはありませんでした。そしてこの学校で七不思議の話をすることはなくなり、以来、夜の学校に近づくことはやめました。
「凶音の誘い」あらすじとネタバレ
主演:橋本環奈
これは今から3年前、声優を目指しながら、コールセンターでアルバイトをしている峰岸玲奈(みねぎしれいな)の話です。
ある日、一息つこうと給湯室で休んでいると、「キュルキュル…」という台車を押すような奇妙な物音と人影のようなものが通り過ぎたことに気付きました。
不思議に思いながらも仕事を続けていると、上司の鷺沼浩一(さぎぬまこういち・山中崇)から地下の倉庫にサンプルを取りに行くように命じられました。バイト仲間の伊藤麻美(いとうあさみ・恒松祐里)とともに倉庫へ向かうことになりました。麻美は倉庫に着くと、その中を足早に移動し、どういう訳か緊張した様子でサンプルを取り出していきます。
すると再び「キュルキュル…」と奇妙な音が聞こえてきて人影が見えたので、不思議に思い麻美に「ほかの人も来ているんですか?」と聞くと、麻美の表情が一変して、その手にはお守りが握られて震え始めました。
数日後業務時間を過ぎてから一人残っていたある夜。コールが鳴りました。受付時間を過ぎて間違ってかけてきたお客様かと思い、電話をつなぐと、ヘッドホンからキュルキュルという音が…。鏡を見ると自分の背後に人影が!しかし、振り向くと誰もいませんでした。
翌日麻美に聞いてみると、社内のあちこちで女の人影を見るというのです。
ある日、職場の廊下で落とした書類を拾っていると背後に女の影が迫ってきました。私は気づいていなかったのですが、それに気づいた麻美が私を引き寄せ、自分の持っていたお守りを託してくれました。
その後、麻美は女の人影に襲われ、翌日には仕事を辞めてしまいました。その時の私は、彼女が辞めた理由を知りませんでした。
遅くまで一人で残っていたある晩、またコールが鳴りました。電話をつなぐと、女のすすり泣く声や、笑い声が聞こえてきました。不気味に思い足早に帰ろうとした所、廊下でキュルキュルという音と人影が、こちらに向かって来ました。
慌てて逃げるのですが、私を探して追いかけてきます。物陰に隠れても、階段を上がっても追いかけてくるので、トイレに逃げ込みました。
キュルキュルという音と共に、トイレのドアが端から1つずつ乱暴に開け放たれていきます。とうとう自分が隠れる掃除用具の扉をこじ開けられそうになり、私はお守りを手に握りしめ祈りました。
突然ドアをこじ開ける音が止まり、ホッとしていたら、振り返ると背後にその女が立っていました。
あの女は一体何だったのでしょう。私には知る術はありません。コールセンターを退職した今となっては。
「だるまさんが転んだ?」あらすじとネタバレ
引用:Twitter
主演:3時のヒロイン・ゆめっち
これは私、3時のヒロイン・ゆめっちが実際に体験した話です。
福岡県某所、地方の収録でとあるホテルに数日泊まることになりました。
結構広いお部屋に泊まれてラッキーだと思っていた所、嫌な予感がして辺りを携帯で写真を撮りました。知人に写真を送って見てもらったところ、その部屋はヤバイというのです。
私は幼いころから霊感があり、俗に言う見えてしまう体質なのです。けれどここ数年はあまり見えなくなっていたのですが、この知人に出会って以来、再びハッキリと見えるようになっていました。
知人からもらってあったお守りがあることを確認し、知人との電話を切りました。
持ってきたキャリーケースを見てみると、普段カギをかけないのになぜかその時だけはしっかりカギがかかっていました。仕方なく鍵屋さんを呼んで開けてもらいました。
いつの間にか遅い時間になっていたので、慌ててシャワーを浴びることにしました。
するとどこからか大きな音楽の音がしました。隣の部屋の人が音楽を聴いているのだと思ったのですが、大音量の正体は付けた覚えのないテレビでした。
髪をドライヤーで乾かしている時には、鏡に映った私の後ろを誰かが横切って歩いているのが見えました。
この部屋には確実に何かいる。けれど、知人が言っていたようにそこまで嫌な感じがしなかったので、大丈夫だろう。私はそう思いました。
翌日、ネタ合わせのためにトリオの福田、かなでの2人に部屋に来てもらいました。今はあまり何かいる感じがしなかったし、1人でいたくなかったからです。ゆめっちはよく幽霊に遭遇するという話になったので、これまであった心霊体験を2人に話して聞かせました。
福田がふざけて部屋の電気を消し、うらめしや~と驚かし、ネタ合わせを始めるために気持ちを切り替えました。
すると、誰かに腕を引っ張られた気がしました。2人は気にしていましたが、私は大丈夫と言い、ネタ合わせを始めました。
その後特に何も起こらず、夜になり寝ることにしました。ベッドに入って間もなく突然耳鳴りが起こり、とても眠れる状態じゃなくなった私は仕方なくスマホを見て気を紛らわせることにしました。
するとその時玄関の方から誰かが立っていて、こちらを見ている姿が見えました。驚いて電気を付けると、その姿は見えなくなりました。
きっと気のせいだ。私は自分にそう思い込ませ、どうにか寝ることにしたのです。
そしてさらに翌日、ベッドに入るとまた玄関の方に人影が。電気を付けると消えていました。あれは気のせいなんかじゃないんだ。私はそう思ったのです。もう一度電気を消すと、また人影が現れ、さっきより近づいた位置に立っていました。そして電気を付けると、フッと消えてしまうのです。
さすがに気になった私は、その日は電気を付けたまま寝ることにしたのです。
そしてこの部屋に泊まる最後の夜。またあの人影が現れたのです。
電気を消すと玄関の方に現れ、電気を付けると消えてしまいます。
「電気を消すとあの人影は現れる」私はそう確信しました。
次に電気を消すと、さっきより近づいた位置に立っています。
これって、完全にアレじゃない。「だるまさんが転んだ」。
電気を付けたり消したりするごとに、人影の位置が近づいてきました。「だるまさんが転んだ」私はそう呟きながら電気を付けたり消したりしました。人影が近づいて最後どうなるのかを確認したかったのです。
とうとう私の目の前に来る時、電気を消したのに人影は現れませんでした。この状況に飽きてしまったのでしょうか。
気を取り直して寝ようと思いました。
なんとなく寝にくいと思い目を開けた瞬間、目の前に人影が現れました!「ギャーー!!」
私はすっかりもてあそばれてしまったようです。
「事故物件A」あらすじとネタバレ
引用:テレビガイド
主演:山崎育三郎
引用:シネマカフェ
出来れはこの話はしたくない。というのが正直な気持ちです。
最初で最後。今日はあの思い出したくもない話をあえてお話しします。
急な転勤を命じられた私はこの部屋に引っ越してきました。安価なマンションに引っ越した野々村陽介(山崎育三郎)です。私の部屋で、妹の良美(堀田真由)は「心理的瑕疵(しんりてきかし)あり」と記された事故物件の案内を目にしました。この時は気にも留めなかったのですが、これがこの後起こる13日間の始まりでした。
二日目。その日は出社初日で疲労困憊でした。帰宅途中、何気なく足を止めてある店に入りました。そこは雑貨屋で霊能者の女店主に会いました。特に何も気に留めず、自宅に帰る事にしました。
するとなぜか、冷蔵庫の扉が少し開いていました。
昨日妹が作ってくれた麦茶が半分に減っていました。一口も飲んでいなかったのに。
三日目、今回の転勤先は初めての事ばかりで疲れていました。
突然、目覚まし時計が棚から落ちました。戻しても、また。
よく見ると、時計があった棚の壁に人の顔が。驚き見直すと、顔は消えていました。この時は疲れているせいだと思いました。
四日目、その翌日。夜布団で寝ているとなぜかとても体が重く感じました。気が付くと布団の上に黒い着物のおばあさんが座っていました。
五日目の朝、おばあさんの姿は消えていました。夢にしてはとてもリアルだったのです。その後も、なぜか玄関が開いていたりしましたが、そこには誰もいませんでした。
六日目、自宅でPCでのリモート会議をしていると、相手先の方に「お子さんですか?」と急に声をかけられました。もちろん部屋には誰もいません。
七日目、この間入った店の前に差し掛かり、立ち止まって見ているとあの女店主に会いました。お兄さん、と声をかけられ、肩を3回、両手でポン、ポン、ポン!と叩かれました。
こうするだけでも違うのよ。寄ってく?と言われましたが、大丈夫です、と帰りました。
八日目、再び自宅のPCでリモート会議をしていると、相手先の方々が大丈夫ですか?後ろに子供がいますよ!と口々に言い始めました。
その日の夜、妹の良美が言いました。「やっぱりね~、心理的瑕疵。こういうの事故物件っていうんだよ」
ですが、今は仕事のが先と答えて、引っ越した方がいい、おはらいしたほうがいいという助言を無視しました。
九日目のそんなある日、突如玄関が開いて、知らない女性が走り抜けていきました。
とりあえず妹の教えてくれた事を参考に、自分でできるお祓いをやってみることにしました。
十日目、するとおかしなことは起こらなくなったのです。
ところが、玄関の盛り塩が黒ずんできたのもそのままにしていると、また玄関が突然開き、女性が何度も走り抜けてくるようになりました。
引用:エキサイト
妹に電話すると、専門家に頼んでお祓いしてもらったほうがいいと言われました。もう自分の手には負えないと思い、例の雑貨屋に行ってみる事にしました。
女店主は私を見るなり腕に男の子と女の子がぶら下がってると言いました。そして私の部屋を早速見てもらう事になりました。
部屋を見回しこれはなかなかとつぶやく女店主。麦茶が減っているのは走り回った子供たちが喉が渇いて飲んだんだと言いました。
そして部屋中に塩をまいて、お祈りを始めました。どうやらこの土地はケチって地鎮祭をやっていない。その場しのぎにすぎない。今すぐにでも引っ越すべき。住み続けたら最悪命を落とすことになると告げられました。
そこまで言われると、とにかく一刻も早く出ていかなくては。そう思い、その準備をしました。
十三日目、その日の晩は全ての霊が見えました。壁の顔、着物のおばあさん、麦茶を飲む子供2人、玄関から走り抜ける女性。
その後、あの部屋が今どうなっているのか、私は知りません。
「ほんとにあった怖い話2021特別編」まとめ
- 「或る学校の七不思議」あらすじとネタバレは、文化祭の準備で夕方まで学校にいた小野寺沙希と同級生で、コックリさんを始めたら、その後次々と怖い目に会う。
- 「凶音の誘い」あらすじとネタバレは、峰岸玲奈がコールセンターでバイト中、地下倉庫へサンプルを取りに行くと、不気味な音が近づき、怖い目に会う。
- 「だるまさんが転んだ」あらすじとネタバレは、3時のヒロインのゆめっちが地方収録で泊まったホテルにて怖い目に会う。
- 「事故物件A」あらすじとネタバレは、急な転勤で野々村陽介は安いマンションに引っ越したが、そこは事故物件で、次々と怖い目に会う。
怖い話が大好きな人は、今年の「ほん怖」はいつなんだろう?と待ってましたよね!秋の夜長、ハロウィンに見る「ほん怖」もなかなかいいのではないでしょうか?
ネタバレ部分は執筆中ですので、番組が終わり次第追記します!
最後まで読んで頂きありがとうございました。